表彰

FOSEワークショップでは,参加者による無記名投票で優秀な発表・興味深い発表を選び,表彰しています(2024 年度までは「貢献賞」,2025 年度からは「優秀発表賞」と名称変更).

あわせて,若手研究者による優秀な論文(フルペーパー採録された論文の中で特に査読評価が高いもの)については,その研究者を IEEE Computer Society Japan Chapter に推薦し,IEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Award として表彰してもらっています.

これまでの受賞者(敬称略)と発表論文

【貢献賞】

IEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Award】

《フルペーパー部門》
鳥越 湧真 (電気通信大学)
発表論文:画像認識モデルに対する系統的故障の適応的自動検出手法 AdaSniper の提案

《ショートペーパー部門》
小林 勇貴 (大阪工業大学)
発表論文:ランダムフォレストと期間毎のリポジトリヒストリを用いた開発の継続性を予測するための分類手法の提案

《ライブ論文部門》
山下 智也 (愛媛大学)
発表論文:Webアプリケーション向け異常系テストの自動生成に関する提案:Selenium とミューテーションの活用

角田 雅照 (近畿大学)
発表論文:ゲーミフィケーション適用時のユーザと利用間隔に関する予備的分析

藤江 克彦 (島根大学)
発表論文:LLMと埋め込みモデルを用いた要求仕様書とソースコードのマッチング手法の提案

《ポスター・デモ部門》
但馬 将貴 (NTT)
発表題目:テスターの発言の類似に基づくテストケース例示による探索的テスト支援

野林 緑朗 (日本大学)
発表題目:C言語の復習に向けた形態素解析と類似度に基づく問題文の検討

加藤 優作 (立命館大学)
発表題目:オープンワールドゲームに対するファジングの適用

石本 優太 (九州大学)
発表題目:Repairs and Breaks Prediction for Deep Neural Networks

《IEEE表彰》
伏原 裕生(愛媛大学)
Python テストスメルのバグ予測子としての有用性に関する定量的分析

森 哉尋(愛媛大学)
CodeT5 と正規表現を活用した不適切な変数名の自動検出法とその評価


【FOSE2023】

《フルペーパー部門》
大嶋 琉太(愛媛大学)
発表論文:記号実行とミューテーションを活用したプログラム正誤判定の効率化

《ショートペーパー部門》
三澤 秀斗(岡山大学)
発表論文:小規模JavaScriptプロジェクトにおけるclass構文の使用実態の調査

《ライブ論文部門》
西川 和寿((株)日立製作所研究開発グループ)
発表題目:ChatGPTを用いたソースコードコメント生成における用語抽出と反映の検討

《ポスター・デモ部門》
浅野 龍太郎(阪南大学)
発表題目:操作ログの解析によるオンラインゲームチート行為自動検出手法に関する研究

米倉 未樹(奈良先端科学技術大学院大学)
発表題目:コンテキストを考慮したSelf-Admitted Technical Debt検出ツールの提案

渡邉 未来(奈良工業高等専門学校)
発表題目:リリースの短縮化がSelf-Admitted Technical Debtの導入に与える影響の調査と考察

切貫 弘之(NTT)
発表題目:ChatGPTによるブラックボックステストおよび人間との協調可能性について

《IEEE表彰》
大嶋 琉太(愛媛大学)
記号実行とミューテーションを活用したプログラム正誤判定の効率化

宇都宮 魁斗(九州大学)
初学者のためのデバッグ作業支援に向けた大規模言語モデルの初期評価


【FOSE2022】

《フルペーパー部門》
北岡 哲哉(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:コード難読化ツールの信頼性を評価するフレームワークの検討

《ショートペーパー部門》
田中 貴子(NTTテクノクロス)
発表論文:アヤトゥス・カルタの拡張によるユーザ視点に基づくMVP抽出手法の提案

《ライブ論文部門》
倉林 利行(NTT)
発表題目:非エンジニア向けのProgramming by Examplesによるデータ加工支援の試み

《ポスター・デモ部門》
石川 空人(公立はこだて未来大学)
発表題目:北海道新幹線の乗客に向けた車窓風景を仮想提供するシステムの開発

髙橋 佑介(愛媛大学)
発表題目:自動バグ限局の効率化に向けた一提案:コード行の新しさによる重み付け

《IEEE表彰》
北岡 哲哉(奈良先端科学技術大学院大学)
コード難読化ツールの信頼性を評価するフレームワークの検討

中村 悠人(九州大学)
DVCリポジトリにおける機械学習パイプラインの進化に関する調査


【FOSE2021】

《フルペーパー部門》
秋山 楽登(九州大学)
発表論文:プログラミング初学者のバグ修正履歴を用いたデバッグ問題自動生成の事例研究

《ショートペーパー部門》
堀口 日向(和歌山大学)
発表論文:OSSプロジェクトへのオンボーディング支援のためのGood First Issue自動分類

《ライブ論文ポスター部門》
齋藤 優太(早稲田大学)
発表題目:構文解析情報を用いたSwiftプログラムの中間表現レベルミューテーション

《IEEE表彰》
松田 雄河(九州大学)
実行経路を考慮した自動テストケース生成が自動プログラム修正に与える影響の分析

峯久 朋也(愛媛大学)
ソースコードの難読化解除手法を活用した メソッド名の整合性評価


【FOSE2020】

《フルペーパー部門》
安田 和矢(日立製作所)
発表論文:システムの特徴を踏まえた素材コード片の生成による自動プログラム修正手法

《ショートペーパー部門》
山中 啓太(愛媛大学)
発表論文:Doc2Vec を活用した変数名の自動評価法の提案

《ライブ論文ポスター部門》
曾我 遼(日立製作所)
発表題目:プログラム理解を行単位で測るための生体計測系の構築

《IEEE表彰》
安田 和矢(日立製作所
システムの特徴を踏まえた素材コード片の生成による自動プログラム修正手法

大宮 拓馬(信州大学)
可読性の高いクラス図レイアウトを作成するための美的基準の調査


【FOSE2019】

《フルペーパ部門》
堀 旭宏(日立製作所)
発表論文:ソフトウェア開発プロジェクトの完了時期予測のためのチケット自動修正方法

《ショートペーパー部門》
松田 直也(立命館大学)
発表論文:テストケースが自動バグ修正に与える影響の調査

《ライブ論文・ポスター部門》
山田 航(愛知県立大学)
発表題目:Haskell処理系HiTSを用いたスペースリーク検出手法

星野 シンジ(東京工業大学)
発表題目:並行バグの効率的な自動原因解析を可能にする静的解析

《IEEE表彰》
宮本 敦哉(愛媛大学)
他の開発者向けに構築された個人化バグ予測モデルの活用に関する提案

堀 旭宏(日立製作所)
ソフトウェア開発プロジェクトの完了時期予測のためのチケット自動修正方法

磯上 雄人(早稲田大学)
Doc2Vecを利用したGUIテストスクリプトのロケータ修正手法


【FOSE2018】

《フルペーパー部門》
田中 和也(岡山大学)
発表論文:auto-sklearnを用いたバグ予測の実験的評価

《ショートペーパー部門》
幾谷 吉晴(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:ブロックチェーンを用いたソフトウェア情報の組織間共有

《ライブ論文部門》
嶋利 一真(大阪大学)
発表ライブ論文:Java アプリケーションの動的解析に基づくライブラリのバージョン互換性テストの生成

《IEEE表彰》
田中 和也(岡山大学)
発表論文:auto-sklearnを用いたバグ予測の実験的評価

上田 裕己(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:コードレビューを通じて行われるコーディングスタイル修正の分析

長谷川 健太(立命館大学)
発表論文:Java Stream APIによるストリーム操作の停止性検査のための型システム


【FOSE2017】

《フルペーパー部門》
宗像 聡(富士通研究所)
発表論文:再生可能スタックトレースによるJava Webアプリケーションの例外発生過程の調査

《ショートペーパー部門》
池田 祥平(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:GitHubにおけるREADME記述項目の分析

《ライブ論文部門》
是木 玄太(日立製作所)
発表ライブ論文:企業向けWebアプリ開発時の利用を想定したソースコードから画面設計書を生成するツール

《IEEE表彰》
倉田 涼史(富士通研究所)
発表論文:実行時のログを利用したDBを介した業務アプリケーションの影響波及分析

鈴木 翔(愛媛大学)
発表論文:決定木を用いたJavaメソッドの名前と実装の適合性評価法の提案

吉田 真也(立命館大学)
発表論文:オブジェクト指向言語の情報流解析における機密度のパラメータ化


【FOSE2016】

《フルペーパー部門》
竹之内 啓太(大阪大学)
発表論文:プログラミング言語の構造を考慮した API 利用例検索ツール

《ショートペーパー部門》
松井 勝利(大阪大学)
発表論文:テスト計画に対する要求カバレッジ可視化手法の提案

依田 みなみ(電気通信大学)
発表論文:シンスライシングを用いたWEBアプリのための設定ファイル参照ミス検知手法の試作と評価

《ライブ論文部門》
西村 雄一(立命館大学)
発表ライブ論文:ソースコード編集履歴を用いた競合解決支援ツール

《IEEE表彰》
松元 稿如(高知工科大学)
論文題名:メモリモデルを考慮したメモリアクセス命令を提供するSPIN用ライブラリ

松本 卓大(九州大学)
論文題名:開発現場への導入を想定したOSS事前評価手法確立に向けた調査

宗像 聡(富士通研究所)
論文題名:キャプチャデータからのテスト条件抽出に基づくOSS Webアプリのテストセットの評価と強化


【FOSE2015】

《フルペーパー部門》
岩間 太(日本IBM)
発表論文:音声認識システムの語彙列受理可能性テスト自動化

《ショートペーパー部門》
前田 芳晴(富士通研究所)
発表論文:業務システム向けの分岐網羅テストケースの生成手法

《ライブ論文部門》
武田 真弥(三重大学)
発表ライブ論文:Javaの参照型変数と配列の静的null検出

《IEEE表彰》
竹之内 啓太(大阪大学)
論文題名:変数の型を考慮したメソッド間の実行経路の検索

大村 悠太(東京工業大学)
論文題名:プログラム変換ルールを用いたプログラム自動要約フレームワークの構築

冨田 尭(北陸先端科学技術大学院大学)
論文題名:可能な限り仕様を満たすリアクティブシステムの合成


【FOSE2014】

《フルペーパー部門》
市井 誠(日立製作所)
発表論文:モデル変換を用いたリファクタリング検証手法

《ショートペーパー部門》
早瀬 康裕(筑波大学)
発表論文:コルモゴロフ複雑性に基づくプロダクト派生木復元の試み

《ライブ論文部門》
利國 愛(日立製作所)
発表ライブ論文:処理と実行順序の類似性に基づく仕様の補完手法

《IEEE表彰》
幾谷 吉晴(奈良工業高等専門学校)
論文題名:ソースコード中の変数と条件分岐による脳活動の差

市井 誠(日立製作所)
論文題名:モデル変換を用いたリファクタリング検証手法

大橋 亮太(奈良先端科学技術大学院大学)
論文題名:自動計測データに基づくソフトウェア開発の作業目的の予測

小須田 光(九州大学)
論文題名:クラッシュレポートの送信頻度が不具合との関連付けに与える影響


【FOSE2013】

《フルペーパー部門》
萩原 茂樹(東京工業大学)
発表論文:強充足不能なリアクティブシステム仕様における欠陥範囲の特定

《ショートペーパー部門》
林晋平(東京工業大学)
発表論文:ソースコード差分の対話的修正法

小川秀人(日立製作所/北陸先端科学技術大学院大学)
発表論文:POM/MCを用いた仮説ベースモデル検査デバッグ手法

《ライブ論文部門》
市井誠(日立製作所)
発表ライブ論文:リファクタリング支援のためのプログラム等価性検証手法の提案

《IEEE表彰》
内垣 聖史(奈良先端科学技術大学院大学)
論文題名:学習データ計測時期による欠陥モジュール予測精度の比較

柏原 由紀(大阪大学)
論文題名:相関ルールマイニングを用いたメソッドの命名方法の分析

桑原 寛明(立命館大学)
論文題名:情報流解析におけるDeclassifierの配置手法

佐々木 裕介(富士通研究所)
論文題名:COBOL 記号実行のための記号メモリ


【FOSE2012】

《論文部門》
坂本一憲(早稲田大学)
発表論文:Webアプリの動的部分に着目したグレーボックス統合テストとテンプレート変数カバレッジの提案

中野 大輔(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:バグモジュール予測を用いたテスト工数割り当て戦略

《ライブ論文部門》
内田公太(東京工業大学)
発表ライブ論文:C-Helper: C言語初学者向け静的解析ツールの提案

谷沢智史(株式会社ボイスリサーチ)
発表ライブ論文:Source2UPPAAL: ソースコードの効率的な検証へ向けた開発者支援ツールの検討

《IEEE表彰》
坂本 一憲(早稲田大学)
論文題名:Webアプリの動的部分に着目したグレーボックス統合テストとテンプレート変数カバレッジの提案

中野 大輔(奈良先端科学技術大学院大学)
論文題名:バグモジュール予測を用いたテスト工数割り当て戦略

望月 翔平(東京工業大学)
論文題名:LTL式からBuchiオートマトンへの高速な変換法

古川 覚(茨城大学)
論文題名:組込みシステム検証のための協調解析手法


【FOSE2011】

《論文部門》
阿萬 裕久(愛媛大学)
発表論文:論理的制約条件付き0-1計画問題として定式化した重点レビュー対象モジュールの選択

今井 健男(株式会社東芝/東京大学)
発表論文:Minimal Unsatisfiable Core列挙によるプログラムの準最弱な事前条件推定

《IEEE表彰》
林 晋平(東京工業大学)
論文題名:ソースコード編集履歴のリファクタリング手法

林 千博(慶應義塾大学)
論文題名:Ajaxアプリケーションを対象としたラウンドトリップエンジニアリング支援手法


【FOSE2010】

門田暁人(奈良先端科学技術大学院大学)
発表論文:実装者に依存しないプログラム規模の測定に向けて

小林 隆志(名古屋大学)
発表論文:トレースに基づくデバッグにおける欠陥箇所発見支援手法


【FOSE2009】

蛭牟田 英治 (名古屋大学)
発表論文:JavaScriptソースコードリポジトリを用いた代替コード発見

桑原 寛明(立命館大)
発表論文:型検査に基づく情報流解析における型エラースライシング

《学生奨励賞》
乃村 潤(九州工業大学)
発表論文:アーキテクチャ記述をカプセル化するインタフェース機構Archface

内山 諭(早稲田大学)

発表論文:メトリクスと機械学習によるデザインパターン検出


【FOSE2007】

花川 典子(阪南大学)
発表論文:論理結合とモジュール結合による複雑度を用いたソフトウェア進化の可視化ツールの提案

権藤 克彦(東京工業大学)
発表論文:事例研究:ツール「簡単#include検査君」


【FOSE2006】

安藤恭平(名古屋大学)
発表論文:テスト実行に基づくコンポーネント検索手法

権藤克彦(東京工業大学)

発表論文:TBCppA: 追跡子を用いたC前処理解析器


【FOSE2005】

丸山 勝久(立命館大学)
発表論文:リファクタリングによる既存ソフトウェアの安全性の向上

大西 淳 (立命館大学)
発表論文:正常シナリオからの例外シナリオ作成支援

橋本 正明(九州工業大学)
発表論文:実世界分析に基づくシステム化境界の定義