日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
第22回 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE 2015)

2015年11月26日(木)〜 28日(土)
山形県 天童市

主要スケジュール

募集カテゴリ

ソフトウェア工学の基礎技術に関連する発表を募集します.基礎技術の応用方策や,実践からの基礎技術の抽出を提示するものも含みます.

本ワークショップの予稿集は,「レクチャーノート/ソフトウェア学シリーズ」の書籍として近代科学社より出版される予定です. なお,出版に際して,著者から利用許諾を提出していただきます.

本年は次の3つのカテゴリで発表募集を行います.

【カテゴリ1】 通常論文 − フルとショート(掲載あり)

ソフトウェア工学の基礎技術に関連する論文を募集します.基礎技術の応用方策や,実践からの基礎技術の抽出を提示するものも含みます. フルペーパー(10ページ以内),ショートペーパー(6ページ以内)の2種類を募集します. フルペーパーは,研究として完成またはある程度完成しており,今後,論文誌への掲載に発展する可能性のあるものと位置付けています. ショートペーパーは,研究等の取り組みを通じて得られたアイデアや問題点,成果の概要を速報的に紹介するためのものととらえております.

応募された論文はプログラム委員による査読ならびにプログラム委員会により採否を決定します.

本ワークショップ予稿集に掲載されます.なお,採否決定に際して,論文のページ数について増減をお願いすることがあります.

また,投稿された論文のうち優れた論文は,研究会推薦論文としてコンピュータソフトウェア誌に推薦されます.

【カテゴリ2】 ライブ論文(掲載あり)

会場にてポスター・デモ発表する内容(2ページ以内)を募集します. 研究の初期段階における成果の発表,作成したツー ルのデモンストレーションを発表する場としてはもちろん,企業におけるソフトウェア工学技術の実践・適用事例のご報告や,学生等の若い研究者の方々に対する発表の場としても活用いただければと思います. 応募された論文はプログラム委員会により採否を決定します.

本ワークショップ予稿集に掲載されます.

【カテゴリ2 スペシャルトラック】(掲載あり)

ライブ論文スペシャルトラック「無形労働としてのソフトウェア開発」

昨年のFOSE2014の基調講演において,岸田孝一氏(SRA)が「無形労働の視点からのソフトウェア開発のパラダイムシフト」の必要性を提唱されました. これは,岸田さんの論文から引用すると

ソフトウェアは,そこに含まれる文化的情報を本体とする無形プロダクトであり,われわれの仕事や学習,コミュニケーション,あるいは娯楽のスタイルを変革する力を持っている. しかし,これまでに構築されてきたソフトウェア工学の方法論は,旧来の工業文明に固有の物質的労働を規律正しく管理するというパラダイムにもとづいて構築されてきた. われわれは,いま,無形労働の視点に立ってすべてを考え直すべきであろう.

というご提案です.

今年度のFOSE2015においては,ライブ論文のスペシャルトラックとして,この岸田さんのご提案に対する,さまざまな意見や関連提案を幅広く集めて,ソフトウェア工学の未来に関する意見交換の場を提供することにしました. 投稿がある程度集まった場合には,ミニワークショップを開催することも予定しております. 皆様の積極的なご投稿をお待ちしております.

なお,幅広く多くの方々のご意見を募集しますが,若い方に限らず,ソフトウェア工学研究の経歴が長い方や,企業の現場で長い間ソフトウェア開発に携わってきた方々も積極的に投稿をお願いします.

岸田さんの寄稿が,コンピュータソフトウェア誌の8月号(ソフトウェア工学の基礎特集号)に掲載されておりますので昨年の講演をお聞きにならなかった方は,是非ともお読み下さい.

EasyChairによる投稿の際は,「Other Information and Uploads」項目においてライブ論文(スペシャルトラック:無形労働としてのソフトウェア開発) を選択してください.

【カテゴリ3】 ポスター・デモ発表(掲載なし)

会場にてポスター・デモ発表する内容(題目と200字程度の発表内容)を募集します. カテゴリ1およびカテゴリ2と異なり,本ワークショップ予稿集に掲載されません. 既発表・多重投稿等を気にする必要がありませんので,お気軽に発表してください.

応募された提案はプログラム委員会により採否を決定します.

投稿原稿

各カテゴリごとに次のフォーマットに従って原稿を作成して下さい. 原稿の投稿はEasyChair for FOSE 2015より行って下さい. アカウント取得手順につきましては,下記をご参照下さい.

【カテゴリ1】
専用のスタイルファイル(下記参照)を使用し,フルペーパーの場合は10ページ以内,ショートペーパーの場合は6ページ以内で作成したPDFファイル.
【カテゴリ2】
カテゴリ1と同じ専用のスタイルファイルを使用し,2ページ以下で作成したPDFファイル.
【カテゴリ3】
題目と200字程度の発表内容をEasyChairで投稿して下さい(PDFファイルは必要ありません).

スタイルファイル

LaTeX スタイルファイル

お使いの環境における文字コードにあったファイルを下記よりダウンロードしてお使い下さい. 各アーカイブファイルには原稿の作成例が入っていますので,そちらもご参照下さい.

Word スタイルファイル (非公式)

FOSE2015の正式なスタイルファイルはLaTeXです. MS-WORDのスタイルも置いてありますが,こちらは非公式なもので,どうしてもLaTeXが使えない方のためのものです. MS-WORDで作成された論文の最終的な編集のすべては,著者の方にお願いすることになります. もし,近代科学社への入稿が間に合わない場合,論文集に掲載されない場合がございますので,ご了解ください.

EasyChair

アカウント取得手順

  1. EasyChair for FOSE 2015にアクセスし,create an account をクリック.
    Login
  2. (Step 1)画像認証を行う.
    Step 1
  3. (Step 2)姓,名,Emailを入力(姓,名はアルファベット)し,Continueをクリック.
    Step 2
  4. "Account Application Received"と表示され,仮登録が完了する.
    Account Application Received
  5. 入力したEmailにアカウントの案内が届くので,本文中のURLを開き,アカウント名,パスワードなどを入力しCreate my accountをクリック(FOSEでは電子メール以外の連絡手段は基本的には用いません).
    Last Step

投稿手順


Contact: fose2015-chairs[at]jaist.ac.jp ([at]を@に変えてください.)