SE4ML(Software Engineering for Machine Learning、機械学習のためのソフトウェア工学)とは、機械学習を使ったソフトウェアの構築をいかに効率よく、生産的にするかを扱うための学術分野で、2014年頃に機械学習分野から興った。
MLSEが扱っている「機械学習工学」は、元々はSE4MLを本来のソフトウェア工学の立場から捉え直すという意味で日本国内にて提唱されたものである。
本企画では「みんなでSE4ML研究をしよう」をテーマに、SE4MLとは何か、どのような研究がされている分野なのか、という点を紹介する。続いて、SE4ML研究を行っている2名の研究者の講演を通じて、SE4ML研究に対するそれぞれの観点と具体的な研究の例を紹介する。最後に、SE4ML研究の始め方や難しさ、注意すべき点などを参加者を交えてパネル形式で議論する。