IEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Award
FOSE ワークショップに投稿された論文の中で,特に優秀な論文の第一著者(ただし,若手に限る)を
IEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Award
として表彰します.
(より正確には FOSE プログラム委員会から IEEE Computer Society Japan Chapter へ推薦し,
同 Chapter から表彰してもらいます)
ここでいう若手とは,受賞年の1月1日現在で,35歳未満であることを意味します.
ただし,表彰対象者は IEEE 会員,または受賞日までにIEEE入会手続きを行った者に限定となります.
【2025 年度受賞者】
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松本 竣吾(立命館大学)
(発表論文:ModernBERT を活用した意味的コード検索) -
新 伊織(福岡工業大学)
(発表論文:プログラミング演習における細粒度履歴データを用いたコード流用の特定と分析)
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優秀発表賞
FOSE ワークショップにおいて,優れた発表を行った者を優秀発表賞として表彰します.
表彰規程は以下の通りです(プログラム委員会を経て,2025 年 7 月 15 日制定)
(参考:昨年度までの「貢献賞」の規程を一部見直し,新たに「優秀発表賞」を立ち上げました)
→ 過去の受賞者一覧
- (1) 表彰カテゴリ 発表形態に応じて,以下の 4 つのカテゴリそれぞれにおいて,優れた発表者に優秀発表賞を授与します.
- フルペーパー発表
(研究論文・フルペーパー) - ショートペーパー発表
(フルペーパーを除く研究論文,及び実践論文 - ショートプレゼンテーション
(ライブ論文で「ショートプレゼンテーション」を行ったもの) - ポスター発表
(ライブ論文で「ポスター発表」を行ったもの,及びポスター・デモ発表) - (2) 表彰対象者 発表を行った者(必ずしも筆頭著者ではない)とする.
- 過去に同カテゴリで優秀発表賞(貢献賞)を受賞したことのある者
- 当該年度の IEEE 表彰(FOSE Young Researcher Award)を受賞する者
- (3) 表彰件数 表彰対象カテゴリごとに発表件数の 10% 程度を目安とし,20% を上限とする.
- (4) その他
- 原則として参加者による無記名投票で表彰対象者を決定するが,その方式はワークショップの PC 委員長に一任する.
- 本規程については,毎年,FOSE PC 委員会で議論して,必要に応じて見直しを行う.
ただし,次に該当する者については,表彰の対象者には含めない:
なお,当該カテゴリの発表件数が 10 件に満たない場合は 1 件を上限とするとともに「該当者なし」も許すものとする.
その判断はワークショップのPC委員長が行う.
※発表件数の母数には (2) で対象外となった発表も計上する.
【2025 年度受賞者】
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【フルペーパー部門】
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井上 智博(京都工芸繊維大学)
(発表論文:コメントに着目した LLM 生成コードの検出精度の比較調査)
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【ショートペーパー部門(実践論文を含む)】
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佐々木 虎太郎(公立はこだて未来大学)
(発表論文:生成AIを活用したプログラミング演習支援システムにおける可視化機能の構築と授業支援への活用可能性) -
西川 和寿(日立製作所)
(発表論文:開発者のソースコード理解を促進するための Term Retrieval-Augmented Comment Generation) -
切貫 弘之(NTT)
(発表論文:LLM を用いた開発における設計文書を介したコード生成の有効性に関する調査)
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【ライブ論文・ショートプレゼンテーション部門】
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小川 秀人(日立製作所)
(発表論文:AI の AI による人のためのプログラミング言語の検討)
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【ポスター発表部門】
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井上 蒼士(京都工芸繊維大学)
(発表題目:大規模言語モデルを用いた Git コミットメッセージ自動生成の評価の試み) -
近藤 潤之介,高橋 樂(京都工芸繊維大学)
(発表題目:デバッガとの協調動作による C 言語の理解を促進する RPG 風ダンジョンゲームの開発) -
清水 公亮(南山大学)
(発表題目:OSS に存在するコーディングエージェント向けドキュメントに記述される規約文の調査) -
河口 怜央(デンソークリエイト)
(発表題目:生成 AI を用いた仕様書とコード間の整合性確認) -
土田 陸斗(奈良先端科学技術大学院大学)
(発表題目:GitHub における生成 AI 採用者のメンテナンス活動の分析)
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